【感想】有翼のフロイライン クリア後レビュー【PS4/Switch/steam】

こんばんは。

2021年6月3日に発売されたゲーム『有翼のフロイライン Wing of Darkness』を先日クリアしましたので、その感想を書いていこうと思います。

 概要

『有翼のフロイライン』はPS4/Switch/Steamで発売されました。ジャンルは「ハイスピード3Dフライトシューティング」となっており、発売は「Production Exabilities」というインディーのパブリッシャーとなっています。ストーリーパート(カットパート)とシューティングのパートを交互に行ってゲームを進めていきます。(以下steamのリンクです)

 

感想

良かった点

・美少女×メカという題材

可愛い女の子とゴテゴテしたメカという男の子の好きやつ全部のせ感が好きです。

 

・画面のワチャワチャ感

これはPV等を見てわかるような、移動しながらガトリングやミサイルをばら撒けるゲームプレイです。3Dのロボゲーの魅力と言えばこれが一番ではないでしょうか。

あとL2でロールや加速ができるので、上記のミサイルばら撒きなんかのワチャワチャ感と相まってスピード感を感じることができます。敵のアイコンも大量に表示されるのでワチャワチャ感が増します。ミサイルを撃つと特にワチャワチャ感が出て視覚的に楽しくなれます。

 

・メカのビジュアル

 ミサイル兵装を変更するとファンネル・ドラグーンっぽい兵器も選べて、射撃構えポーズの時に格好いい感じがでます。

 

改善したほうがいいかなという点

 ・敵が見えない、弾が見えない

 これが本当にこのゲームの評価を下げている一番の要因だと思います。

まず敵が豆粒くらいの大きさなので、ロックオンアイコンや敵のマーカーアイコンでしかわかりません。マーカーに向かって攻撃しているような気持ちになります。すれ違うほど近づけば一瞬だけ敵機をまともなサイズで確認することができますが、格闘攻撃とかはないのでメリットはあんまりないです…。

自分の撃っている弾もほぼ見えません。ロックオンして適度に近づいて射撃ボタンを連打するだけという作業感が強いプレイでした…。

 

・カスタマイズ性/解放要素が少ない

 機体のカスタマイズ要素としては武器の選択ができて、メイン武器2つとミサイルの兵装を選択することができます。ですが、最初からすべて開放されておりミッションをクリアしたからと言って機体の種類が増えたり武器の種類が増えたりすることはありません。レベルアップとかステ振りも特にないです。

 

・ロックが安定しない

理由はよくわからなかったのですがまぁまぁロックが外れます。敵がダミーバルーン的なものを使用する、距離が開く、自機との角度?的な要因でロックが外れてしまいます。

また、ロックの切り替えや狙った敵機をロックすることがほぼ不能な仕様なので上記の敵が見えない問題と相まってプレイしにくかったです。

 

・せっかくの美少女×メカをあんまり確認できない

カメラは基本的に自機の後ろから正面を映している一般的なTPSのカメラなのですが、カメラを回して自機を正面から見ることできません。兵装の切り替え画面でちょっとだけ見ることはできますが、せっかくの美少女×メカのビジュアル的な要素がもう少し楽しめればよかったなと思いました。

 

まとめ

PVを見た通りのスピード感は確かに感じられますが、敵や自分の攻撃が全く視認できないので爽快感が全くありません。(せっかく敵撃破時にスローモーションになる仕様があるのに、小さすぎて見えなくて倒してる感がないのはもったいない…)正直3000円でこれを買うなら他のアーマードコアっぽいゲームを買ったほうがよさそう。

トロコンは10時間くらいでできるので、中古価格が安くなったらトロフィーブーストにはいいかもしれないです。

 次回作に期待といったところでしょうか…。