最近やったゲームの感想(パラダイスキラーとかInscryptionとか) 2021年12月2日

こんばんは。

今回はここ数か月でやったなかで印象に残ったゲームの感想を軽く書いていきたいと思います。

ここ1か月くらいあんまりゲームできてなくてもっと時間欲しいなぁ。

HITMAN2

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1に引き続き面白い。

何でも使える&どこでも行ける自由度の高さと、実際にありそうな建物からハリウッド映画のセットのような舞台までうまく使って暗殺するステージギミックの面白さが抜群。

アサクリを初めてプレイしたときも思ったけど、だだっ広いオープンワールドよりも狭いけど密度が高くてどこでも行けるマップが好きで、歩いているだけでも楽しい。

そのマップごとの特殊ギミック(刻命館シリーズみたいな)がやっぱり派手で楽しくて、新しいステージを探索するモチベになる。

パラダイスキラー

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オープンワールド×アドベンチャーという変わったゲーム。

確かに新しさはあるものの、荒削り且つ文章のクセの強さが目立つので人にオススメできるかは微妙なライン。

主人公を操作して証言を集めたり現場を見て手がかりを集めたりを3Dマップで行う。例えるなら、ダンガンロンパの捜査パートのマップを更に広くして、1つの事件を追っていくような感じ。1つのマップをシームレスに操作できるし3Dで現場を探して発見があるのは楽しい。

基本的なゲームの流れとしては、

 

証言を集める→現場に向かう→手がかりを調べる→手がかりをつきつけて証言を集める→違う手掛かりを集める→…

 

これが基本となるが、「現場に向かう→手がかりを調べる→証言を集める」のパートでは矢印部分で毎回移動が発生して鬱陶しい。

 

もう一つの特徴としては、捜査開始時から任意のタイミングで裁判フェイズに移行できること。どれだけ手がかりを集めても(集めてなくても)裁判フェイズに移行できる。

この最大の利点としては、プレイヤーがこの手がかりがあれば裁判パートで真犯人を見つけられると思ったタイミングで裁判への移行を判断させることにある。

事件を解決する手がかりが集まったら自動的に裁判パートに移行するゲームが多い中、プレイヤーに裁判に移行するタイミングを任せることで「裁判が始まる→手がかりが揃っている」というメタ読みをさせないのが上手いし新しい。

ちなみに証拠が揃っていても揃っていなくても犯人を決めることになって、とりあず数人は吊ることになる、解説もない。(→癖が強い…)

つまり、基本的に自分で推理するしかないし、答え合わせもきちんとはやってくれない、超硬派推理ゲー。

キャラの言動もキャラの関係性も抽象的&詩的&謎固有名詞連発でつかみにくい。一応、解説サイトとかを見ると理解できるものの、それ自体が割とネタバレなので困ったら解説を見よう!とも言いにくい…。(→これも癖が強い…)

 

steamでは好評だしswitchでも遊べるので触りやすいとは思うが、冒頭の通り粗が目立つ&癖が強いので、変わったシステムのアドベンチャーゲームがやりたいのならばチェックしてもよさそう。

Return of Obra Dinn

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こちらは上のやつに比べると有名なインディーのアドベンチャーゲーム

もぬけの殻になった船の記憶をたどって船員の行方と消息を探る。

作者は「Papers, Please」を作った人で、こちらも手元にある情報(船員リストなど)と船で起きた事件の記憶を見て、誰がどの船員で消息はどうなったかを推理していく。

断片的な複数の情報だったり消去法だったりから船員を推理し、その推理があっていた時は複雑に絡み合った糸がほどけたかのようなスッキリ感。

 

パズルを解いていくような感覚で推理を楽しめる、良作。

実況も無限に上がっているし割と万人にオススメできる。

鬼滅の刃 ヒノカミ血風譚

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機を逃すまいと発売日に買ったゲーム。

□とスキルのコンボで戦うお手軽戦闘&どこから見てもアニメ調に見える高クオリティの3Dモデルを動かして遊べる。

原作だと大して戦闘をしないまま退場する胡蝶しのぶさんもグリグリ動かせる。

 

気軽に楽しめるアクションとしては高評価だけど、よくできたキャラゲーを目指してゲームを作って、実際よくできたキャラゲーという印象。原作再現はクオリティが高いので鬼滅好きなら買ってもよさそう。ちなみに、煉獄さんと鱗滝さんばっかり使ってた。

(鬼滅読んだ人ならわかると思うけど、そもそも鬼滅の刃自体は戦闘の回数が少ないのでゲームに向いてないかも…。)

Inscryption

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話題になったインディーゲー。

ジャンルはカードゲーム?アドベンチャー

今やってない人は多分ほぼやらないと思うので、割とネタバレを交えて書く。

 

ゲーム進行のベースになるカードゲームの面白さで序盤は引っ張っていき、ほどよくカードゲームに慣れたところでちゃぶ台返しの流れがとてもキレイで、起承転結がうまくまとまっている印象。(特に起承転、結の部分はないに等しい?)

「結」の部分としては「物語の真相は自分で考えろ!ヒントはディレクトリだったりゲーム内の映像をフレーム単位で見ればわかるかもね」系となっていて、あんまり好きじゃない…。ゲーム内のお話としてしっかりと設定とか結末を見せてほしい気持ち…。

(DDLCもテーマは嫌いじゃないけど、深く知りたければ暗号を探して解け!みたいな方法がそんなに好きじゃない)

 

あと、このゲームの上手いところはメタ階層の見せ方、広げ方にあると思う。

ちゃんとそれぞれの階層ごとにワールドみたいのがあって没入できるのがいい。

やってるカードゲームは同じでもカードの見た目なんかが変わってビジュアル的にもわかりやすくてとてもいい。

 

メタ展開サイコー!という時期はもう過ぎたけど、見せ方がうまいのでこの作品は好きです。ベースとなるカードゲームもいい感じに大味で好き。

割と万人にオススメできる一作だと思います。

おわりに

他にもポケモン(ダイヤモンド)やったりドーナドーナやったりコイカツやったりしたけど感想書くほどでもなさそう。

特にポケモンはちょっと現代風に使いやすくしただけのダイヤモンドなので今更このシステムがすごい!とかはなく懐かしいだけで今やると剣盾とのクオリティ差に驚かされる。

 

この冬は大逆転裁判かメガトン級ムサシを進めたい…(あとWA2も年末年始でやりたい…)。