備忘録替わりにも今年プレイしたゲームの感想をば。
今回で第3回、最終回になります。
ちょうどやりたいゲームがなかったので今年はまとめきれた、偉い。
基準(大体70~90点くらいになると思う)
59点以下 遊ばないほうがいい
60点以上 ゲームとして楽しめなくもない
70点以上 やっても損ではない
80点以上 遊ぶ価値あり
90点以上 年間でトップレベルの面白さ
↓これまで
パート1
パート2
- アーマードコア6:90点
- スイカゲーム:80点
- Milk inside a bag of of milk inside a bag of milk and…:70点
- 恐怖の世界:67点
- サクラノ詩:80点
- ATRI:75点
- イハナシの魔女:83点
- 装甲悪鬼村正:93点
- 個人的GOTY
- 一年を振り返って
アーマードコア6:90点
個人的GOTY。
ロボSTGアクションでここまで面白いものを遊べたことに感謝したい。
3次元にビュンビュン飛び回って撃ち合うゲームが大好きなのでとても良かった。
あと、ゲームの構成がとても良くできていた、多分ゲームサイクルはこんな感じ。
序盤:資金不足なので少しずつビルドを解放→解放できたもの全部試させる
ビルドを一つ変えることで敵との戦い方が結構変化することを覚えさせる。
この段階ではビルドの変更は必須ではなく、あくまで戦闘バリエーションの豊富さという楽しみ方をさせる。
中盤:解放したビルドが増えて来る、敵に応じてビルドを変化させる必要があることを示す
ビルドの変更は戦闘スタイルの変更というより攻略上で必要なプレイイングになる
終盤:中盤で色々な敵と戦うにあたって色々なビルドを試してもらったので、
後は好きな(自分にとって攻略が最適な)ビルドを探して楽しんでねという感じ
全体的に大満足だったけれど残念な点で言えば、ビルドの種類が倍くらいあれば楽しかった、もっといろんな武器を試したかった。
理由としてはフロムは自社の高難易度ブランドを崩されたくないからか壊れ武器が発生することを嫌がっているみたいで、バリエーションを増やしたことによるバランス調整が鬼大変そうなので可能性はなさそう。
システム丸パクリでいいからガンダムでバリエーション増やしてゲーム出してくれ!ガンダム戦記みたいのではなく、原作ストーリー準拠のやつ!(ガンダムブレイカーが頑張れていれば…)
スイカゲーム:80点
中毒性の鬼、暇つぶしには丁度いいので飛行機とか新幹線で重宝した。
Milk inside a bag of of milk inside a bag of milk and…:70点
switchとsteamでタイトル違うけど、switch版は要するに2本セットです(単品販売なし)。
いわゆる電波ゲー(少なくとも奇ゲー)
イマジナリーフレンドになって認知の歪んだ女の子と会話していく(?)。
シナリオは自分には考える気力が湧かなかったので面白くはなかったけど、こういう系は触ってこなかったので新鮮で良かった。
そろそろ奇ゲーとか鬱ゲーみたいなやつにも触っていきたい年頃になってきたので来年あたりに数本やりたい。
恐怖の世界:67点
簡単に言うとデジタルでTRPGをやろうというゲーム。
TRPGなんでデジタルでやって面白いわけがない、ただのランダム発生イベントを潰していくゲーム。なのでシナリオ目当てで買ってはいけない。
舞台と世界観(クトゥルフベースの日本の田舎)も1bitのビジュアルもめっちゃいいのに、ゲームの内容が世界観を語るランダムイベントを回収するだけで勿体なかった。世界観自体がシナリオで、イベントはランダム発生なので決まったシナリオはない(逆に言うとランダム性しかない)。
後発でこのビジュアル世界観を丸パクって普通にシナリオをしっかりとしたRPG作ればそれなりに売れると思う。
サクラノ詩:80点
https://dlsoft.dmm.co.jp/detail/mnphs_0002/
周りに好きな人が多いのとサクラノ刻が発売するということでやった。
共通前半の退屈さはヤバかったけど教会に桜を描くところは青春感があって爽やかな気持ちに。
あとトゥルーをやり終えた後の清々しい気持ち良さと楽曲(歌も劇伴も)全般がとてもキレイで印象的でした。
山田太郎のYouTubeチャンネルを見ているので、美術関連のネタが多少わかって良かった(小並)。
ATRI:75点
王道ボーイミーツガール
正直シナリオは普通、ビジュアルはめっちゃいい、アトリちゃんかわいい。
サブヒロインの話とかも特になくて、アトリちゃんの話一直線。
水没した世界はやっぱりいい…、アニメ化であの背景の綺麗さが出せるのか非常に不安
こういう元気っ娘ロリよりも大人びてる系ロリが一番好き(ハチロクとか)なのでそこまで評価が伸びなかった。
良くも悪くもアトリちゃんがどれくらい好きか次第で点数の幅がありそう(コナミ)。
イハナシの魔女:83点
ド王道の青春ボーイミーツガール、これでええ。
褐色無知ヒロインと離島で成り行きでひと夏の同棲生活をしたすぎて…。
10時間の尺でサブキャラの話を消化しつつ、伝奇的な設定の伏線撒き&回収をしつつ、メインヒロインとの関係性の変化を描き切っているところは天晴れ。
全ヒロインをメインルートに絡めつつコンパクトにまとまっている、良い塩梅のボリューム感に感じた。keyって個別もやたら長くてトゥルー到達する頃には関わってこないヒロインは正直忘れてしまうので。
シナリオに無駄はないので究極にタイパのいいボーイミーツガールADVかもしれない(Z世代目線)。
ただ欠点を上げるとすると、10時間程度で終わるゲームだと出してる情報全部を使ってメインルートを綺麗に纏めるので、ある程度展開や設定が読めてしまうのは難しいところ。
もう一つ挙げると、同人ゲーなのでCGが少なめ。ここには普通一枚絵来るだろ!というところでなかったりする。倍のお金を出すのでCGを倍にしてほしい。
あぁ…ATRIよりこっちがアニメ化してくれればいいのにと思うけど、声優も既についてしまっているので難しいか…。アニプレックス様、そこを何とかよろしくお願いします。
装甲悪鬼村正:93点
https://dlsoft.dmm.co.jp/detail/hobc_0506/
今更言うまでもなく良作、今年の個人的ADVオブザイヤー。
プレイ前はエログロダーク的な作品だと勝手に思ってたが、マブラヴ、Fateに並ぶ燃えゲーだった、やっぱ男はロボ。正宗のモデロイド買いたい(銀星号もお願いします)
一話完結型でその中でメインストーリーも進んでいく形式なので、1話の中で話に緩急がついていて飽きが来にくい(戦闘中は無限に立ち回りについての解説が出るのでテンポは悪いが、それがこの作品の味)。
各キャラルートで(ヒロインが)主人公に対して別の答えを提示しているので全ルート読みごたえがあるし、答えが一本化されない辺りも好きです。
自分を責める系のキャラとそれを救ってくれる女が出てくる話が好きなのでまさしくドンピシャな一作でした(最近だとゴジラ-1.0とか良かった)
エロゲなのに縦書き文章なのと、長ったらく小難しい言い回しの多い文体に慣れるまでに時間がかかるが、まぁ終わってみるとこの作品の味ということで楽しめた。
あと地味に主人公の声優が寺島拓篤で笑った。
個人的GOTY
総合:アーマード・コアVI
ストーリー部門:装甲悪鬼村正
アクション部門:アーマード・コアVI
音楽部門:サクラノ詩
ビジュアル部門:ホグワーツ・レガシー
新人部門:パラノマサイト
ゲームシステム賞:Hi-Fi-RUSH
こんな感じ。
一年を振り返って
未クリアも今年は合わせると24本遊んでいたということで、月2本を目標としていた身としてはまずまずの出来なのではないかと。プレイ時間が短いものもあるけどまぁゲームのエッセンスは理解できたと思うのでよしとしたい。
24本中11本がテキストを読むスタイルのADVだったので、来年はもう少しAAAタイトルとかに触っていきたい所存、できればスマホタイトルも。
批評空間の90点代も大分クリアできて来たので、来年でバルドとランス以外はクリアしたいです。