こんばんは。
「閃乱忍忍忍者大戦ネプテューヌ -少女達の響艶-」をクリアしたので、今回はこの作品の感想を書いていこうと思います。
ボクはネプテューヌも閃乱カグラも結構な数のシリーズをプレイしてきたので、今作はこの胸熱コラボに対して期待で胸を膨らませて発売日に購入しました。買うにあたっては特典が人気だったのか、発売日に店舗に買いに行っても売り切れていて何店舗か回って買うことになってしまいましたが…。
概要
今作は2021年9月16日にPS4で発売しました。ジャンルは「ねぷねぷ忍者大戦ARPG」となっていて、いつものネプテューヌシリーズのようにジャンル名の頭には「ねぷねぷ~」がついています。
今作の最大の売りは「閃乱カグラ」シリーズとのコラボで、主人公4人がプレイアブルキャラとして参戦しています。続編の発売は厳しいと言われていた閃乱カグラがアクションゲームとして帰ってきてくれたことは嬉しい限りです!
ゲームシステム・設定など
またネプテューヌと閃乱カグラと言えば開発会社がタムソフトであることが共通点としてまず思い浮かびますが、その通り今回はタムソフトが開発を行っています。操作感としてはネプテューヌ系のアクションゲーム(四女神オンラインが一番近い?)の系譜となっていそうです。
ゲームシステムとしては、拠点からミッションを選んで出撃を繰り返してストーリーを進めていくものです。
戦闘システムは、3DのアクションRPG風で時間経過or通常攻撃を当てるとMP的な物がたまるので、溜まったMPを使ってスキルで攻撃というのが基本となります。必殺技やサポートの投げ道具の手裏剣なんかもあります。
世界観の設定としては、ハニーパレード(閃乱カグラの会社)vsコンパイルハート(ネプテューヌの会社)が最初は戦っているものの脅威が現れて結局共闘するという、戦隊ものの「〇〇vs△△」でありがちなやつ(ハニーパレードvsコンパイルハートの戦い、見ごたえがなさそう)。ちなみにマーベラス(閃乱カグラの会社)も話に出ます。
テニミュと「神田川ジェットガールズ」(テニミュがマーベラスの運営っていうのは最初知った時驚いた)
直近で言えば、やっぱり「サクナヒメ」
以下から具体的な感想を書いていきます。
良かった点
・企画のアイデア
閃乱カグラ×ネプテューヌという、ユーザー層がかぶってそうなパンツゲーの雄同士のコラボを見れたのは良かったです。どちらもタムソフトが開発ということで、誰もが夢見たコラボであることは間違いなかったですが、実現できて何より…!
特に閃乱カグラはシリーズの行き先が不透明な中、よく発売してくれました!
・キャラの掛け合い
特定のキャラが不快だったり謎に優遇されていたりはなかったように感じました。全体的にストーリーのボリュームが小さいので雅緋とかあんまり活躍してなかったかも…。
まぁ無難と言えば無難ですが、期待していたくらいのラインでやってくれました。
・ほどよい歯ごたえ
脳死でやるとギリギリクリアできないくらいの難易度でした。トロコンしようと思うと結構アクション要素強めで、気合を入れないとクリアできないくらいの難易度で、ほど良い歯ごたえでした。
ただ、手裏剣が鬼のように強いのでそれを知るとラスボスまで一気にヌルゲーになるのはいつも通りの大味さで、それもまぁご愛嬌という感じで好きです。
・閃乱カグラのアクション再現
閃乱カグラは戦闘システム的には無双アクションゲームなのですが、その作中で使用できる技がちゃんと再現されていました。
□→□→□→△で出せる技や、〇で出せる必殺技もスキルや必殺技で再現されていて…タムソフトには感謝です…!
・いつも通りのパロディネタ
ネプテューヌシリーズと言えばメタ発言とパロディ。ということで今回もたくさんパロディネタがありました。忍者ネタがやたら多くて、特に序盤に固まっていた印象です。
あと今回はネプテューヌシリーズ恒例のEDでドットのパロディラッシュのムービーが復活していて嬉しかったです(ドットのEDとそうじゃない時があるけど、どういう基準でやるかやらないかを決めているんだろうか…。)。
EDを見ながらパロディ元を考えるのが楽しいし、EDを楽しめるのはゲームを最後まで楽しめている気持になれるので好きです(EDがSTGになっているやつとか。)
気に入ったパロディをピックアップしてみました。
今井麻美ネタ(ネプテューヌではノワール、閃乱カグラでは斑鳩の声優さん)
この前「ブランVSゾンビ軍団」をプレイしたときに、ノワールの攻撃が斑鳩の攻撃そのままでそんな露骨にやる?って笑ってしまいました。
SEKIRO やると思った
NinNinDays? 渋ながら新しめのチョイス
忍者龍剣伝 EDのドットムービー 忍者と言えばこのシリーズ
微妙に思った点
・キー配置が使いにくい
スキルがL1と〇×△□の組合わせ、R1がスーパーモードのボタンとなっていて、この2つだけはキーコンフィグを使ってもキーを変更できない。L1がスキルは使用頻度的にまだわかるけど、R1が使用頻度の比較的低いスーパーモードなのは使いにくかったです。
ガード・攻撃とかをその辺に割り当てたかった…。
・閃乱カグラなのにエロ要素が少ない
下の画像くらいしかない、ギリギリパンツがちょっと見えるくらい。
閃乱カグラなんだから服が破けてほしかった。(PSで出る時点で厳しそうなので、steam版でエロ要素とか追加されるのか…?)
・少なめのボリューム
ラスボスクリアまで10時間くらいで終わります、トロコンまで20時間くらい。
と、メインストーリーはまぁボリュームは少なめ。
ただ、ストーリーは全編フルボイスで気合いを感じられたので許しました。
まとめ
過度に上振れることもなければ、過度に下振れることのないいつも通りのネプテューヌシリーズでした。閃乱カグラ的な要素が薄いと言われればそうかもしれないですが、今回は参戦してくれただけでソニー、マーベラス、コンパには感謝です。
何よりこの作品が閃乱カグラの脱衣忍者無双アクションゲーの正統続編が発売する布石となってくれることを祈ってます…!!!