Switch/Steam『Panty Party』_クリア後感想・レビュー

こんばんは。

今回は2020年5月現在、switchとsteamで配信されている『Panty Party』というゲームのレビューをしたいと思います。switch版でストーリーモードをクリアして全キャラプレイアブル解放後、アーケードモードをちょっと遊びました。

その名の通りパンツを操作してパンツを倒す(?)、真の意味でパンツゲーです、ちなみにCEROはB(良い子も安心のプレイ対象年齢)。

(画像はタイトル画面、パンツです)

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概要

2017年にsteamで発売されたゲームで、台湾のインディーズデベロッパ・Animu Gameが開発しました。ジャンルは、「《Panty Party》はハイスピード対戦ゲーム」(steam/switchの公式ページより)とのこと。

操作感や画面構成としてはガンダムEXVSシリーズに似ていて、3次元のアクションで自機のパンツを操作して射撃や近接攻撃などで敵のパンツを倒していきます。

タイトル画面の画像の通り、ストーリー・アーケード・対戦(switch版はオンライン対戦も)が楽しめます。大体3時間くらいでストーリーモードはクリアできました。

以下、感想・レビューです。

感想

中毒性のある(?)ハイスピードなパンツアクション

先に書いた通り、このゲームではジャンプやダッシュを組み合わせて素早く移動しつつ敵に射撃を当てたり近接攻撃を当てたりして敵を倒していきます。

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基本操作としてはYXAボタンで攻撃、Bボタンでジャンプになります。一番右の情熱ゲージがたまった状態でZLで覚醒状態(攻撃力アップやリロード速度アップなどの各パンツごとの追加効果が発動)となります。自機の下にある黄色いバーはダッシュやジャンプすると減っていき、これがゼロになると一定時間ダッシュやジャンプは使えなくなってしまいます。

面白かった点

適当に射撃をばら撒いても動き回っている敵には当たりにくく、自機のブースト管理をしつつちゃんと敵の着地や硬直を狙って攻撃をしないといけないのでスピード感のある戦闘の駆け引きが味わえます。

また、自機の体力は結構低めに設定してあると思うのでそれなりにシビアな戦闘が味わえます。良くも悪くもガンダムEXVS(バーチャロン?)丸パクリな気もしますが、その面白さは健在です(ブーストダッシュでキャンセルとかはこのゲームにはないです)。

EXVSっぽい場面が多々ある(上から戦闘開始時、戦闘勝利時、勝利後のスコア場面)。

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微妙だった点

悪いところを上げると、バランス調整は大味なので敵のボスキャラは滅茶苦茶固かったり火力が高かったりします。

全体的に敵のダウン(吹っ飛ばして少しの間行動不能にし、こちらもダウン中は攻撃できない)をとれる攻撃が少なく、ゴリ押しで突っ込んでくる固い敵(特にボス)に非常に不利な立ち回りをしないといけませんでした。

自機は体力が少ないのでゴリ押しにこちらは弱いわりに敵はゴリ押しで攻めてくることが多いので被弾をどれだけ抑えるかのゲームになります。

常に敵の攻撃を避けられる、かつ突っ込まれない距離をとりつつ遠距離からチクチク倒すしかないというのは作業感が強くあまり面白くなかったです。

 

アクションの参考にプレイ動画を載せておきます。

youtu.be

豊富な「プレイアブルパンツ」

見出しの通り、このゲームではたくさんのパンツを操作することができます。その数なんと17種類!定価1500円(Switch版)のゲームにしてはかなり充実しているのではないでしょうか。

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しかも、パンツごと使える武器が異なり差別化が行われているので遊んでいて飽きることがないです。格闘特化のパンツであったり、射撃特化のパンツであったりそれぞれの個性がパンツにはあってどれも動かしていて楽しいです。

ちなみに、ボクが好きなのはセーラーパンツで二段目一番左のものです。上に貼ったプレイ動画でもセーラーパンツを使っています。

ファンネルや速度の速い実弾系の射撃武器がメインで武器使用時の硬直がない武器が多いので弾幕を張りながら敵の着地などのタイミングを計ってうまく速い射撃を当てるのが楽しいです。

ちなみに、主人公である夢理花(パンツ)は近接寄りのデスティニーガンダムのような使用感でブーメランとビームで足止めしつつ近接を決めるのが基本の動きとなっている気がします。情熱(覚醒)すると敵に突っ込みながら前方に判定のある攻撃を使うこともできます。

まとめ

 1500円(steamなら1000円)で、セール時ならその半額くらいで買えると思えば全然プレイして損はないタイトルかと思いました。

パッと見、単なるバカゲーの割には爽快感もあって面白いと思います。面白さの軸としては、なんといってもパンツのビジュアル面、そしてハイスピードでの戦闘の駆け引きがあります。

3Dのハイスピードアクションゲームをプレイしたい方はぜひプレイしてみてはいかがでしょうか。