テイルズオブアライズが国内初週でどのくらい売れるか考える

こんばんは。

 

今回はタイトルの通り、2021年9月9日に発売される『テイルズ オブ アライズ』が国内のパッケージ売り上げでどのくらいになるのか予測していこうと思います。

 

『テイルズ オブ アライズ』とは

『テイルズ オブ アライズ』(以下:アライズ)は、バンダイナムコエンターテインメントより2021年9月9日に発売予定のゲームソフト。『テイルズ オブ シリーズ』の1つ。公式ジャンル名は「心の黎明を告げるRPG」。 (ウィキペディアより引用)

テイルズ オブ シリーズ』は『テイルズ オブ ファンタジア』という1995年にナムコからスーパーファミコンで発売されたゲームから続くシリーズで、特徴としては道中のキャラクターたちの会話用イベントが専用システムで導入されていることや、戦闘システム自体がアクションなことが挙げられる(ARPGに分類されるかは微妙)。

『アライズ』は『テイルズオブベルセリア』から5年ぶりに発売するコンシューマ向けの新作になります。(スマホ向け新作は出ています。)コンシューマでの発売ハードは

PS5とPS4です(あとsteam)。

 

売り上げ測定方法

これは単純にファミ通の「ゲームソフト販売本数ランキング」を見ます。

発売の翌週になると先週出荷分ゲームの出荷本数がわかるので、それを見ようと思います。つまり、初週の出荷本数ということになります。

(ちなみに今週の新作は「ゴーストオブツシマ ディレクターズカット」PS5版:1万3千本で5位、PS4版1万本で7位(どちらも下3桁切り捨て)でした。マジでPS5のゲームソフトってパッと見だと売れてない印象)

 

予測

まずは直近のテイルズの売り上げを見ます。

先ほどの通り、直近のテイルズは「テイルズオブベルセリア」となっていて、初週売り上げは約25万本と出てきました、2016年8月発売で、PS3版が約7.6万本PS4版が約13.3万本です(出典元は4gamerですが大きな差はないと思います)。

そのひとつ前の「ゼスティリア」は初週で約34万本でした。(2015年1月発売)

 

結論

これまでのことを踏まえて初週国内売り上げの予測をすると…

「15から20万本くらい」でしょうか。

テイルズのこれまでの売り上げと、マーケティングの力の入れ方と、PVがどのくらい面白そうに見えるかと、最近の主力ソフトの売り上げを主に考慮しました。

以下は半分言いがかり半分ちゃんと考えたことです。

 

伸びると思う理由(減らない理由)
  • スマホ向け新作ばかりでコンシューマ向けの新作を期待していた層が多い。
  • 前作「ベルセリア」の評判がよかったので今回も期待できるかも、と買う人が多い。
  • アニメ調の中では高グラフィックでリッチな映像なので、アニメ調のゲームを待っていた人が買う。
  • PS5でRPGを遊びたい人が買う。
  • シリーズ固定ファンがいるコンテンツは極端に伸びることはないけど極端に落ちることもなさそう。

 

減ると思う理由
  • 最近の傾向としてDL版の比率が上がっているので国内のパッケージ版の売り上げがそこまで前作と比べて大きく伸びない
  • 国内ゲーム市場が縮小しているのでそもそも売り上げが伸びない。
  • (上記に加えて)「テイルズオブ」シリーズのメインターゲット層と思われる若者層がそもそもコンシューマ用のゲームに興味がない。
  • 数年後にわりとテイルズはセールで大幅値引きをするので初週で売り上げが伸びない(逆にセールで数年後まで売るので総売上は伸びそう)
  • 今やテイルズのメイン層である(?)女性ファンが対応ハード(PS4,PS5)を持ってないので売り上げが伸びない(結構デカい?)。
  • 前々作の「ゼスティリア」の評判が悪すぎて、それが尾を引いて買わない人が多い。
  • 従来よりもリアルっぽい・アニメ調ではないキャラデザに魅かれない、イマイチキャラがわからない(完全に私見

 

おまけ

一応ですが、直近の似たような(購入層が多少被ってそうな)タイトル

・シリーズものandアニメ調and RPG:『ライザのアトリエ2』7.4万本

※単純な売り上げ比較というよりはシリーズものの場合は、前作と比べて伸びているかどうかを確認したうえで、それが発売ハードの普及具合・ジャンルやゲーム全体の人気が上がっているかどうかを確認しないと、近い作品にもそれが適用できるかわからないと思います。

上記を考えると、「ライザのアトリエ2」はシリーズの中で一番の売り上げだった「ライザのアトリエ」の続編だし、人気だった前作のおかげで伸びたと考えると『アライズ』には何とも言えないかも…?(ゲームの属性を見ると似てるしファン層も一見近そうだけど、実はそうでもなさそう)

 

・久々の新作andアニメ調:『新サクラ大戦』14.5万本(2019年12月)

これは参考になるのかならないのかわからん。

 

・デカいタイトル『バイオハザード ヴィレッジ 』約24万本(国内出荷累計)

バイオ新作でも24万本しか売れてないのにそれ以上売れるのか?

 

RPG and ナンバリング新作『龍が如く7 光と闇の行方』約26万本(国内出荷累計)

このくらいは売れるかもしれない。

おわりに

確か体験版が配信されていたので、そこのDL数で実はもう大体の初週売り上げの目安は立っているんじゃないでしょうか…。

バンナムは「アイマス」でもコンスタントにコンシューマで発売するのを見ると損益分岐点が低めなのか、赤字覚悟でもコンシューマ層を捨てないぞ!という心意気なのか気になるところではあります。

また、最近のトレンドとして昔の作品をリメイクするのも流行っているので「ファンタジア」「デスティニー」あたりをリメイクしてもいいかなとは思うんですがが、バンナムは頑なにアイマス然りエスコン然り新作にこだわっているようなのでそれもなさそうです。(逆にリマスターや移植はめっちゃやるけど…。)

あと、また新しいテイルズオブシリーズスマホ向けゲームが発表されていてよくわからん。